【断捨離で整理するのはモノだけではない!ヒトも対象である】
それ程人付き合いが多いわけではない筆者であるが、ここ数年前から少しずつ関係を切ることをしてきた。身の回りの整理「断捨離」である。以前に著したブログは、モノについての整理であったが今回は、人間関係の断捨離についてである。
縁を切る
新年の祝い事で、日頃音沙汰の無い友人への挨拶状。一年に一度、年賀状を出す清らかな趣旨のものが、年の瀬になると苦痛を感じてしまう。祝いの意味合いが全く無い年賀状書きである。
何十枚かを書きあげる作業が苦痛ということではない。差し出す相手に迷うことが苦痛なのである。郵送リストを眺めては考えて決断が付かない。パソコンソフトを使用して、事務的に処理すれば良いことなのにできない性格の問題である。
63円の関係
年金暮らしで、一枚63円のハガキ代金に悩んでいるわけではない。
されど63円なのである。削除対象者は会社勤めをしていた頃のお客様だ。仕事で人間関係を作る戦術の一つとして年賀状を出していたのが、今になって自分の首をしめている。偽りで出来た人間関係は、出来てしまうと厄介だ。
相手が筆者のことをどの様に思っているのか分からないが、退職後も毎年年賀状が届くからには、こちらとしても出さないわけにはいかない。そのような関係を整理したいと考える年末である。
思い切って実行
同じ様に悩み、考えているヒトの多いのには驚かされた。ネット上には、年賀状断りサンプルまでアップされている。相手を傷つけない文面の見本である。
人間関係において良く言われていることに、相手を嫌いだと思っていると相手も同じ様にこちらを嫌いだと思っている。と。
確かに、形だけのお付き合い人間から突然届かなくことがあるが、心配してこちらから連絡を入れることはない。相手もこちらを断捨離対象者として、リストから削除したのかも知れないから。
人間断捨離の方法として、63円に悩まされるような相手は、出さない。もしそのような相手から届いたとしたら、寒中見舞いとしてお返しする。恐らく、それが2年も続けば、お互いの送付リストは綺麗に整理出来ることと思われる。
そうなれば、毎年の師走は心からお喜びを伝える年賀状が書ける気がしている。
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