【自民党総裁選決め手は結局金と数の駆け引きで決まり】

2024年パリ・オリンピック・パラリンピックが終わり静かになったと思いきや、今度は自民党総裁選で騒がしい9月となった。今回の総裁選立候補には過去最多の9名が名乗りを挙げた。
この自民党総裁選であるが、演説会、討論会、合同記者会見、更には街頭演説などされても我々には何ら意味がないことと思えるのだが。自民党議員に対しておこなうものと違いますか?国民が関心・興味を持っているのは9頭のサラブレッドのうち何枠のサラブレッドが一位になるか予想をすることくらいです。

9名の演説を聞いたところで、我々には投票権はなく何の意味もない。強いて言うなら、各立候補者の「実行する・実行したい」との『考え』を総理大臣になった暁には是非お願いします。と、願うばかりである。結局、国民の思いを表すことが出来るのは、世論調査しかないようである。

さて、立候補するには自民党所属の国会議員で20名の推薦を受けなければならない。派閥・仲良しグループ・無派閥など人間関係の中で20名の同志の推薦を受けることが必要となるわけである。確かに、派閥の力関係はあるにせよ、その人の人間性や日頃の付き合いが大きくモノを言う事は間違いなさそうである。
一発の投票で決まるとは考えられず、上位2名の決戦投票になる公算が大きい。問題はこの時である。権力闘争が図式化されることになる。立候補者の力が働くのか?立候補者を囲む議員の思惑が働くのか?はたまた、グループ間同士の駆け引きが働くのか?国民から見て楽しみな予想をすることになる。

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