【100の言い訳があるからゴルフは面白い】
ゴルフは不思議な面白いスポーツである。プレー前に、早々と結果を自分から皆に公表してしまうことがある。それは、自分を正当化する『言い訳』だ。『言い訳』は普通、自分の失敗・過失などが正当な理由によるものであることを主張することであるが、結果がどうなるか分からないにもかかわらず『言い訳』をしてしまう。アベレージゴルファーにとって、『言い訳』は100あっても足りないくらである。
十和田国際カントリークラブ
28年前にラウンドした「十和田国際カントリークラブ」でラウンドした話である。趣味のデザインを整理していたら懐かし制作パネルが出てきた。このパネルをアップするにあたり、筆者のプレー名を「いかれぽんち」に修正しています。パネルサイズはA2(594㎜×420㎜)
当時、仕事で青森県と岩手県を担当し、プライベートも含めゴルフ三昧の生活を送ったものである。このラウンド日を見ると、1992年8月30日である。調べてみると、日本経済のバブル崩壊期間の真っ只中であった。バブル経済と言われたのが1986年~1990年で、その後の崩壊期間が1991年~1993年である。不景気、不景気という世の中でゴルフに関して、不景気を意識した記憶はなかった。ゴルフは金がかかると言われながら、バブルの時期の尾を引いて、崩壊後も接待かプライベートか分からないプレーをしていたのかも知れない。既に、時効である。
現在、ゴルフ人口が減少しているそうだ。若者のゴルフ離れが原因とのこと。約10年前2009年の古いデータであるが、30代の男性の65.5%はゴルフの経験がないとの結果がでている。最近ではゴルフ場の閉鎖や倒産が続き、会員権の解約・売却などのトラブルが問題になっているのを目にする。
スコアカード
筆者のスコアを見る限り、特別にパネル制作するほど記念する数字(スコア)ではない。IN46・OUT45 で、総打数91。あと1打少なかったら、区切りの良いボギーペースだったのだが、一向に『言い訳』をするような気持ちにはならなかった。楽しかったプレー結果として、パネルを制作した記憶がある。
世の中には、デビュー当時からスコアカードを記念に保存しているゴルファーを見かけるが、筆者の場合、過去プレーした一枚のスコアカードも手元には残っていない。更には、コンペでのニアピン賞など獲得した何個かのトロフィーなども今は見当たらない。
ゴルフを封印す
還暦を境に、あれ程のめり込んでいたゴルフを封印した。クラブ一式は粗大ゴミに、ゴルフボールや靴は家庭ゴミに、教則本は資源物回収に出して身の周りでゴルフ関連用品と言ったら雨の日に使用したレインウエアくらいである。
封印を決めた原因は、“肩のコリ”である。バンテリンの助けを求めるも・・・・。肩が上がらない・回らない。潔く諦めた。これは決して『言い訳』ではない。
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