【ヒトの弱みに付けこみ脅しをかける自動車業界は反社会的勢力と同じ】

雪国で生活する車のオーナーは、11月に入ると「夏タイヤ」から「冬タイヤ」のスタッドレスタイヤに履き替え、雪道に備える準備に取り掛かる。

自分で行えることにお金を払うと「もったいない」気持ちから、タイヤ交換若い頃自分で行っていたが、歳を重ねるごとに重労働となり近くのカーコーナーでお任せになっている。11月を前に今年は例年になく気温が高く、スタッドレスタイヤの交換は未だ必要ない雰囲気であるが、そこは『備えあれば憂いなし』近所のイエローハットに出かけることにした。

受付担当にタイヤ交換依頼を行った。話によると11月からタイヤ交換料金も、「繫忙期」に入り値上げをするらしい。それでも客側としても、事故・命にかかわることなので、工賃を値切るわけにもいかず言われるがままである。「主」がイエローハットで「従」が顧客。入店した時点で既に、店舗側が優位に立っている。

上から目線のイエローハットに怖いものはない。営業第一の気持ちは分かるが、タイヤ交換そっちのけで、新品タイヤのPRに躍起である。さも、この様なタイヤを履いていたら危険である。と、まさに脅し文句である。春先の車検整備で、未だ充分使用可能とのことで分かってはいたものの、プロのタイヤ屋から危険性の言葉を聞くと、気分的には良くないものである。

作業が終了し、交換した夏タイヤを見ると交換した夏タイヤ4本にシールが貼られていた。
広告チラシと一緒で、兎に角「売らんが為」の行為である。気持ちは分かるが、脅し文句と同じようなものである。

タイヤ交換の営業はこの程度の不愉快さで済むが、車検などの整備関連になると、それこそ高飛車である。その高飛車店舗が、トヨタ、日産の大御所ときては、車検時に顧客の要望など聞く耳持たず。車検点検見積もりとは名ばかり。車持ち込みと同時に交換部品がセットでできているみたいである。言われるままにお願いするしかない。駄目押し追加で、ウィンドブレード交換やらウォシャー液補充なんやかやと。

いつも、騙されて余計な部品交換、オイル交換などをされているような気がしている。運転している方は知識がないから任せるしかないのである。以前のビックモーター、最近ではトヨタの直営販売会社でも車両修理費用の水増し請求が発覚している。目標売り上げを達成するためなら、販売車両のデータまで改ざんする企業は、反社会的勢力と何ら変わりが無い。

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