【生ハムとアンクルトリス】
ウィスキーを飲む時につまみで食べる「生ハム」が大好きだ。筆者の生活で、つまみとしては高級品の部類に入る。何かよいことがあり,意欲的にアルコールを飲みたくなった時など、つまみに購入することがある。今回、生ハムでウィスキーを飲みたくなる気分の良い出来事があった。
ウィスキーの買出しに行き陳列棚を眺めていたら、サントリートリス「クラッシック」粗品付が目に入った。トリスウィスキー本体より粗品が欲しくなった。それが、このアンクルトリス「定量ポーラー」である。
瓶の口に取付て注ぐと30mLが注ぎ込まれるポーラーである。ハイボールを作る時のお楽しみグッズだ。筆者は、ハイボールを飲まないので必要とはしないが、アンクルトリスが欲しくて迷うことなく購入した。思いがけないことであった。アンクルトリスを眺めて、ロックで乾杯。早速『生ハム』を調達することにした。それに『チーズ』も。
生ハムの薄さは、通常1mmくらいであるが、もう少し薄く0.7mmくらいでも良さそうである。その程度の薄さが、丁度良い塩加減を感じながら喉元を通り過ぎる厚さの様な気がしている。極端なことを言えば薄ければ薄いほど味わいが深い。
初めて食べた時を思い出す。あまりの薄さに驚き2~3枚まとめて食べた。塩辛く弾力性ばかりが感じられ、それ程、美味しいとは感じなかった。今となっては、恥ずかしい限りである。
生ハムを食べるときは、心の余裕を持って、慌てず薄さに愛着をもって食べたほうが良い。
通常、生ハムは何枚かが重なり一塊となっている。食べる時に、1枚を狙って引き剝がすわけであるが、1枚を剝がしたつもりが2枚だったりする時がある。
引き剝がす意識ではなく、端っこを少しずつめくる意識が成功のポイントである。たかが、1枚1mmとは言え、2枚の2mmになると味は半減する。
生ハムを食べる時の禁じ手は正に『生ハムの2枚食べ』である。
心が幸せになる「生ハム」についての個人的感想でした。
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