【根本的に兵庫県民がだらしないだけ】

TVのスイッチを入れたら、百条委員会で兵庫県・斎藤元彦知事の、冷静かつ沈着と言えば格好は良いが、例のすまし顔で質問に答えているTV中継が流れた。てっきり、「公職選挙法違反」の疑いで開かれているものとばかり思ってしまった。

ところが、パワハラ問題・企業からの贈答品受け取り問題・プロ野球優勝パレードの費用キックバック問題などの解明されていない問題の百条委員会であった。未だにこんなことしてて、知事としての職務が全う出来ているのだろうか。と、兵庫県民ではない筆者は思ってしまう。全く他人事である。

あんな問題をお越し、新たに知事を決める事になったにも拘らず、結局は元の鞘に収まってしまった。『茶番劇』『三文芝居』『幼稚園の学芸会』と呼ばずにはいられない。職員全員にアンケート調査まで行い、斎藤知事の辞職まで迫り選挙戦まで持ち込んだところまでは好演出だったが、結局、県民は斎藤知事の再選に票を投じてしまった。何の意味もない選挙戦の一幕を演じてしまった『兵庫県民』と言う訳である。

今回、選挙戦でSNSが「何じゃらほんじゃら」と問題にする以前に、知事としての、好ましくない行動を告発した県民局長のA氏と県幹部のB氏の2名の「自殺」まで起きている事実を受け止め考え、1票を投じる判断をしなければならなかったはずである。なのに全く出直し選挙戦などと呼ばれる行動ではなかった。亡くなられた遺族が浮かばれない。事務的に処理されたようなものである。

百条委員会で、のらりくらり、だらだらと証人尋問を行うより、出直し選挙戦で告発されている「公職選挙法違反」で早いとこ罰して、当選取り消しにした方が解決は早そうである。

斉藤元彦知事を援護する人々も当然、存在する。斉藤元彦知事も反省の弁を発している。問題は、「反省はサルでも出来る」のキャッチコピー。斉藤元彦知事は性格的に『瞬間湯沸かし器』と呼ばれているらしい。この性格は治らないのが世の常である。幾ら反省しても、何時、瞬間的に湯沸かし器が沸騰するか分からないのである。

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