【インタビューシナリオ「七回忌法要」】

新型コロナウィルスの感染が拡大している。「収束」など程遠い。感染状況も第1波より第2波。第2波より第3波と大きな波になっている。ゴールデンウィーク前の4月末から『まん延防止等重点処置』とか『非常事態宣言』の発令で、感染防止対策がなされた。

にもかかわらず、連休明けの状況を見ると効果があったとは思えない。全国各地で、毎日・毎日が過去最高の感染者数である。そんな連休の最中、筆者個人的な問題であるが、凄く嬉しい出来事があった。あまりの予想(想定)の的中に思わず笑ってしまった。

その予想(想定)とは。
今年の2月に【新型コロナ禍不要不急の外出自粛!街頭でインタビューをうけたら】を書いた。
このブログを書いたのは、必要・急用があっての外出であっても、現在の『自粛』と言う2文字の深い意味から、街頭で思いがけなくインタビューを受け場合に、周囲の人々が納得できる差し障りのない「理由」を探し出しておこうと考えたのがきっかけである。
結論は、街頭インタビューを受けたら仏の領域を持ち出すことにした。「母親の7回忌法要があり、こんなコロナ禍ではありますが・・・・」と言う必要外出にした。

筆者の準備していた応えを、連休中の賑わう人混みのTVニュースインタビューで話していたのには、笑ってしまったと言うわけである。

そのTVニュースインタビューを聞いた時は一瞬「デジャブ」の感覚を味わった。今見ているTVニュースのインタビューを以前にも見ているような感覚である。一度も体験したことがないのに、既にどこかで体験したことのような感じである。それもそのはず、自分で作成したシナリオである。実際は錯覚である。「デジャブ」と言うような体験ではなかった。

筆者の街頭インタビューシナリオ「コロナ禍の7回忌法要」は、インタビューを聞いていて全く違和感がなく間違いではなかった。もしかしたら、このインタビューを受けたヒトも筆者同様、事前に『法事の外出』理由を準備してのかも知れない。