【村井宮城県知事は、なぜオリンピック「無観客開催」に踏み切らないのか?】

新型コロナウィルスと東京オリンピックについて、この一年間何度となく中止にすべしとのブログを発信した。7月15日東京都で感染者数1,308人の発表があった。だから、言わんこっちゃない。オリンピックなんかやる状況じゃないだろう。東京オリンピックについて書くのは今日が最後にしようと思う。キリがない。

開催を来週に控え、今更、中止うんぬんについて書く気はない。書きたいことは、村井宮城県知事にサッカー競技は「無観客開催」で行う判断をして欲しいということである。

当初、大会競技場を持つ1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)は、すったもんだの末に「無観客開催」に決まった。少し遅れて福島県と北海道も結局「無観客」の方向に舵を切った。残り3県(宮城・茨木・静岡)が、観客を入れての開催を予定している。

ここにきて、宮城県の郡(こおり)市長が「無観客開催」をオリンピック委員会に申し出ることを公に発表した。それを聞いた村井知事は怒り心頭「最後に決定するのは知事である」とまで言い放った。何故にそれまで、こだわるのだろうか。知事の説明は、仙台市民、経済界の多くが観客開催を望んでいるからとしているが・・・・・。何か、裏がありそうである。

一時、宮城県は感染者数拡大で数週間全国NO.1の輝かしい番付を残している。村井知事が忘れるはずは無い。あの時の不安を再び味わいたくない。いくら観客数を定員の50%で実施すると言っても、怖いのが『ヒトの移動』である。

東京都内は「無観客開催」が決まって首都圏の山手線深夜帯増発が取り止めにした。それに伴い仙台発東京行きの東北新幹線運行の深夜帯増発も取り止めの発表が。そうなれば競技終了後は『ホテル宿泊』しかない。村井知事は、交通最終時刻確認にて直行・直帰をお願いする。などと寝ぼけたことを言っている。

サッカー試合を観戦して、東北の旨いもの食べて、日本三景の一つ松島観光で正に『Go To トラベル』である。今からでも遅くはない。宮城県のサッカー競技は「無観客開催」にすべきである。このままの方針で進むようであれば、次回の県知事選に村井知事が立候補するようなことがあれば、一市民として1票を投じないことにする。

ブログ「これでいいのだ」