【春の七草・秋の七草そして十二支を覚えなくても生きていける】

「春の七草・秋の七草」は、ニュースなどでよく季節を伝える恰好の材料になっている。春と秋と合わせて14種類。この14種類を暗記しようと思たことなど今までなかった。タイトルの通り【春の七草・秋の七草そして十二支を覚えなくても生きていける】

周囲を見渡すと、七草14種類を自分のモノにしている人は意外と少ない。七草ほどではないが、十二支(干支)も同様に分かっているヒトは少ない。十二支の場合、方位・年・日の時間的な要素も含まれているので複雑であるが、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の順序くらいは知っていても罰は当たらない。12種類の動物は分かっていても、順序立てて覚えていないと何の意味もない。

と言って、覚えた(知った)ところで新型コロナ禍の中での新しい生活様式に活かせるわけでもない。でも覚えると、少しだけ気持ちが良い。「春の七草・秋の七草」の14を覚えると、「干支」の12を覚えるより、更に気持ちが良くなること請負。

たかが12種類の「干支」と14種類の「春と秋の七草」の名前であるが、覚えてみると意外と優越感があるものだ。これを覚えようと思ったのは10年前。衝動的な行動であった。「悟り」を開いたわけではない。毎朝、洗面所で髭を剃りながら呪文の如く唱えたことを思い出す。

Wikipedia「七草」から「春の七草・秋の七草」をまとめてみた。
【春の七草】

セリ(芹)冬は熱燗でセリ鍋


ナズナ(薺)ペンペン草


スズナ(菘)カブの漬け物・味噌汁の具 なんでも


スズシロ(蘿蔔)ダイコン


ゴギョウ(御形)
若葉のゆでたのを入れてついた餅(よもぎ餅)がある


ハコベラ(繫縷)
いって水気を除き、塩を入れて再びいったものを、歯磨きとして用いたらしい


ホトケノザ(仏の座)かすみそう

【秋の七草】

クズ(葛)くず粉、くず湯はよく聞く


ハギ(萩)仙台お土産は「萩の月」と「笹かまぼこ」


キキョウ(桔梗)秋の七草のアサガオと言われている


ナデシコ(撫子)
大切にしている、可愛がっている子供の意味があり美しい言葉である


オバナ(尾花)ススキ ♪俺は河原の枯れススキ♪


オミナエシ(女郎花) 魅了される響きである