【NHKのお得意技は誘導尋問】
受信料を払え!いや払わない!勝手に電波飛ばしているのだから払う必要はない!で昔から小競り合いが絶えないNHKと受信者たちである。2020年10月よりNHKは受信料の値下げに踏み切った。
先ずは受信料を払っていない読者諸氏に料金をお知らせしようと思う。契約は大きく2通り。「地上契約」と「衛星契約(BS)」の二種類である。これは、受信者が選ぶわけではなく受信設備によるもので、地上波しか見れない状態であれば「地上契約」、衛星放送も見ることができる状態であれば「衛星契約」となる。料金はと言うと、口座引き落としの場合は下記の通りです。
地上契約(一ヶ月) 1,225円
地上契約(一年間)13,650円
衛星契約(一ヶ月) 2,170円
衛星契約(一年間)24,185円
NHKの資料によると現在、NHKと未契約世帯は、総世帯5,523万世帯の約2割「1,372万世帯」だと言う。この約2割の世帯と契約を結ぶために、日夜訪問要員による営業活動がおこなわれているわけである。契約を結ぶ訪問でクレームやトラブルはよく聞くことであるが、訪問員の契約勧誘手法に驚きと言うか、思わず笑いがこみ上げてくる場面に遭遇した。
誘導尋問
マンション管理員としてのアルバイト先での話である。訪問員はマンションの場合、直接居住者と顔を合わせて会話をすることはできない。全て入口一階玄関のインターフォン越しに会話をすることになる。目標の訪問先は当然リストが出来ている様子で、闇雲に部屋番号のボタンを押して呼び出しているわけではなさそうだ。
『NHKの地区担当者』が身分証の肩書のようである。決して、受信料契約云々の挨拶などは勿論、口が裂けても発しない。発する挨拶とは「NHKの受信状況確認で訪問させていただきました。映り具合は如何でしょうか?映りが悪いことはないですか?」
この挨拶文言を聞いて、❝この野郎!誘導尋問などしやがって❞と、咄嗟に閃いたヒトは素晴らしい。このようなヒトは警察の事情聴取で、カツ丼を出されても口を割らないだろう。他方、映り具合を聞かれて❝受信料徴収とは関係ない❞と安心するヒトは凡人である。恐らく「綺麗に映っています」と返答するに違いない。気の弱いヒトは、この一言を発した時点で強烈な契約攻撃を受けることになる。正に巧妙なNHKの手口(誘導尋問)にひっ掛かったとしか言いようがない。
NHKの陰謀
今まで通りのマムシのような勧誘に加え、他方訪問によらない契約攻撃を考えているようだ。それは総務省に「テレビ設置(受信設備)の届出を義務化」にすることと「未契約者の氏名等の照会を可能」にすることである。需要と供給の経済的なやり取りで収益を生むのと訳が違う。どこまで、金の亡者なのだろうか。最後に聞いて驚くなかれ。NHKの預金通帳を覗いてみると、年間収入7千億円・内部保留3千億である。啞然!
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