【定期健康診断 腹立ちブログ】

パート先の年に一度の定期健康診断を受診したが、余りにも受診内容に腹が立ったので、不満のはけ口として一筆書いて、誰かに読んでもらうことにしようと思った。

パート採用で3年ほど経つので、当検診センターでの受診は初めてではない。最初の時から、雰囲気が好きではなかった。まあ、一般的に会社相手の検診センターと言うもの、短時間で多人数をこなさなければならない為、効率の良い検査の流れはどこでも同じようなものである。

それにしても、受診した検査センターは一口に言って『雑』である。簡易検査とは言え、上だけは検査着に着替えるのが一般的ではないだろうか。それすら無く、普段着での検査である。結果、平家の落人みたいにスラックスからYシャツを出しっぱなしで、うろうろ歩き回ることになってしまうのである。

筆者は午後2時からの受診グループ。当日の受診注意案内で、朝食は7時前にとり昼食は抜くようにということであった。案内通り6時には朝食を済ませ8時間が経過している。「人間、腹がすくと怒りたくなる」状態であったことだけは確かである。今回の検診『最初悪ければ全て悪し』の始まりである。

最初の採血でつまずいてしまった。それは、左腕の血管に採決針が入らず失敗してしまったのである。こんなことは過去一度もない。昔から採血に最も適した血管の持ち主と言われている筆者である。右腕に変更することになった。へたくそな検査技師だ。このような状況になると、針を見ていると恐怖に変わってしまう。冷や汗ものである。

次の検査は、身長・体重・メタボの測定。身長が年齢と共に低くなってきている。怒ることではないが、腹が立つ。この状況で、次の血圧測定結果は測定しなくても明らかだ。もともと、高血圧症で投薬中の現在。案の定、上が150を越してしまった。こちらとしては、血圧の上がる原因を自覚していても益々、腸(はらわた)が煮えくり返ってしまった。三度も測定のし直しをされた。

測定値は「そんなもんです」と。言い訳はしなかった。

検査の『雑』さを現す【極めつけ】は、内科検診である。いくら何でも、聴診器を当てる時はYシャツは脱ぐか、或いは、胸までたくしあげて聴診器を当てるのが普通じゃないだろうか。Yシャツをたくし上げようとしたら担当医師は「Yシャツは、そのままで大丈夫。何とか聞こえるから。大きく息を吸って~!吐いて~!」と、Yシャツの上から聴診器を当てるのであった。

「人間ドック」の場合、ゆったりした気分で受診し、終了後には「食事抜きの検査お疲れ様でした」の意味で、同じビルに入っているレストランでコーヒーとサンドウィッチでもどうぞ。と「食事券」を渡されるのが一般的である。当健診センターは、その様な思いやりの気持ちは全くない。

今回の検査結果が自宅に郵送されるのは何時のことやら。当センターは、検査だけはスピーディーであるが、結果報告は忘れたころに届くことも憎たらしい。

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