【ペット古今東西。ペット識別番号のマイクロチップ埋め込み】

10年以上前から動物学会発表等で話題に上がっていたペットに対して識別番号を記録した「マイクロチップ」をペットに埋め込むことが最近やっと具体化し、当面ペット販売業者に義務付けされたことをニュースで知った。我々のマイナンバー制度と同じようなものである。可愛いペットが突如として行方不明になったりでもしたら大変である。高額で購入した飼い主にとっては朗報である。

血統書
競走馬のサラブレッド血統書のように、犬、猫に関しても同じ様に血統書は存在しているのだろうか。家系図的なモノではなく、浮気などをせず純粋に秋田犬の血を引いているとか、単に種類分類を見るための血統書なのかもしれない。動物に関して詳しくない筆者には分からない。

犬、猫の家系図的血統書があるとしたら面白い。犬で言うと、先祖代々番犬の血を引き継いでいるとか、救助犬の血を引き継いでとか、更には、羽田空港で麻薬捜査犬として3代目に当たるなどというものが有れば飼い主も気合いが入ると言うものだ。

猫の場合は、血統書があったとしても犬のような社会的貢献度は低いものであろう。化け猫のように雄ネコを「騙す」とか「脅かす」ことに長けて何代目に当たるとか或いは、マフィアとか大金持ちの膝の上で日向ぼっこに適したペルシャ猫の血筋を記したモノかも知れない。猫の血統書はいくらでも偽造可能で「エリザベス女王のバッキンガム宮殿で生活。その後、日本に語学留学。ビザ期限切れにも拘らず帰国せず。そのまま日本で生活した祖母の血を引き継ぐ由緒正しい血統である」とでもなりそうである。何せ、実績を表す事実がない。

ペットの今と昔
最近では、犬小屋での飼育を見かけなくなった。マンションでは当然のこと、戸建住宅においても、犬は確かに飼っているのは分かっているのだが犬小屋は無い。皆、家族の一員として家の中で飼っているのだろう。昔では考えられない。

4LDKで生活している犬だから、放し飼いなどは当然のこと見かけることは無い。昔は町中で、思わぬ場所で吠えられてビックリ!すること「しょっちゅう」であった。そう言えば、今では、犬に嚙まれた話は聞かなくなった。散歩中にスピッツに嚙まれたりしただけで、事件としてニュースで報じられると言うのだからお笑い劇場だ。

犬と話せる語学力
これから、訪問販売関連の就職を考えておられる方がいるようであれば、参考にして頂き、面接時に特技として自己PRとして頂ければと思うことがある。それは、犬と会話出来る語学力を磨くことである。マンション管理員をしている筆者。最近、宅配業者は当然のこと、訪問販売をされる方は、犬と話せる語学力がないと苦労することを発見した。

マンション訪問者は、誰でも入口玄関先に設置されているインターフォンを通じて、各部屋の住民と先ずは連絡を取ることになる。訪問者が部屋番号を押し呼び出す。すると
居住者「ワン!ワン!ワン!」
訪問者「宅配便で~す」
居住者「キャン!キャン!キャン!」
そして、玄関の自動ドアが開くことになる。インターフォンスピーカーから聞こえる応答は、人の声ではなく犬の声だけである。

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