【スエーデンアイビーの水やりで分かった過保護注意】

苦手なものの一つに、植物類の種類(名前)に疎いことである。名前を覚える気が無いと言えばそれまでであるが・・・・・。だが、名前が分からないイコール植物が嫌いと言うわけではない。仕事場隣のマンション管理員から鉢植え植物をもらった。その植物は『スエーデンアイビー』と言うらしい。鉢植えで貰ったものがこの画像である。

花を咲かせることはない。葉の色合いと光沢のある輝きを部屋の中で鑑賞している。調べてみると『スエーデンアイビー』でも葉の形や大きさに色々なものがあり、蔦状に増殖するような種類まであり高所バルコニーから地上まで延ばし、壁面を飾るものまである。成長が早く、人間と一緒で月に一度ほどカッターナイフとハサミを使い散髪してやるのだが、小心者としては、カットするのがキズ付けているようで心無い気がしている。心を鬼にしてカットすることになる。

折角なので何個かの鉢に小分けにすることにした。葉が短時間で増殖(成長)する割には、根付くのは時間が掛かる。3鉢ほどに分けたが、根付いたのは結局1鉢だけ。そのうち、その一つも元気が無くなり、へし折れた状態になってしまった。葉の光沢も無くなった。もはやこれまでかと思い、水を与えることもせず、そのうち片付けようと思い放置していたが、時間と共に片付けるのも忘れていた。ひと月くらい経っていたかも知れない。気がつくと、何と命が蘇(よみかえって)いたのである。その画像がこれである。

日当たりの良い場所に置いていたわけではないが、太陽に向かっているかのように頭を持ち上げている。L字型で上に向かって成長しているのが分かる。こまめに朝夕の水やりで、美しい花を咲かせる庭の花とは異なる生命を確認した一瞬であった。水を与えなければ成長しないのが一般的であるが、与えすぎて根を腐らせてしまうこともよくあることである。子供の育て方と一緒で過保護は、百害あって一利なし。このような植物も、過度な水やり(過保護)には注意することがありそうである