【おもしろ風景切り抜き観察/この横着な電柱どうにかならんのかいな!】

日常生活において、ふと目にしたモノが周囲の景観に溶け込まず違和感を覚えた風景を切り抜き、筆者の色眼鏡で空想・想像してみたブログである。

今回は『路側帯と電信柱』の風景切り抜きである。

歩道を塞ぐ電柱
この風景は日常目にする白線で歩道を確保(路側帯)の親切な道路である。しかし、電柱が邪魔でヒトの行き来できない歩道でもある。この道路は一方通行にはなっていない。早朝は、車道を歩こうが何ら問題はないが日中は、車に注意してなるべく歩道側を歩くことになる。路側帯の意義は大きいが、相互通行はできない。白線から車道にはみ出して行き交うか或いは、「ジャンケン」で勝った方が優先的に歩くことになる。ましてや雨降りの日などの、傘をさしての相互通行などとはできない。

この道路は通り慣れた道であるが、今まで白線は引かれていなかったような気がする。最近、水道管を地震に強いタイプに替えて仕上げの舗装で新たに白線も引かれたと思われる。

白線の陰謀
気になって街中の電柱と白線を注視してみると、ヒトの安全通路が確保されていると言うより、街中の電柱が、白線に守られているような気がする。

 

車両が電柱に追突しないように、白線が目印になって電柱を守っている。路側帯による歩行者の安全確保などとは表向き。電柱保護のための白線のようだ。

電力会社の企み
車両が電柱を破損した場合、電力会社は当然、破損者に復旧工事費用を請求できる。問題は、「当て逃げ」された場合である。電力会社は請求する相手が分からず泣き寝入りするしかない。生活における重要な電気である。追突事故により電柱破損で近隣住民が停電にでも見舞われたら、それこそ一大事である。原因が運転者にあると言っても、停電になれば非難の的は電力会社にくる。事前防御で、運転者に危険物(電柱)の存在を知らせ方法が、この白線で『電力会社自身の安全』が『歩行者安全』にすり替えられているのではないだろうか。

電柱横着の極めつけ
アーケード通路のど真ん中に構えている電柱を見つけた。アーケードが出来る前、既に歩道の真ん中に立っていたこと自体「横着」と言うものだ。邪魔になろうが、使用料金が上がろうが、従わなければならない私たち。何につけても強気な電力会社である。

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