【情けない・腹が立つ試合をした4月10日の広島カープ】

2020-02-01

 2019年4月10日(水)マツダ スタジアムでの試合である。試合結果は ヤ15-3広島 で大量点差で広島の敗北であった。結果だけをみたらピッチャーの調子が悪く打ち込まれ、時には、こんな事もある。と、諦めるところであるが、諦められない情けない試合であったので、記録しておくことにした。

 この試合、9回までの結果では無いのである。9回までは ヤ3-3広島なのである。10回表ヤクルトが打者一巡の攻撃で12点を挙げてしまうのである。
広島は守備の乱れから大量失点を喫した。その裏の広島の攻撃は0点。力無くあっけなくゲームセットとなった。

 10回表のヤクルト攻撃中、広島ファンの大半は勝利を諦め席を立ちゾロゾロと帰り始めた。この風景は、遠い昔の広島市民球場での試合を見ているようであった。当時の広島はセリーグのお荷物球団とまで言われ、毎シーズン5位か6位が定位置であった。3点位の点差がついた試合などは7回の攻撃が終わると、最後まで応援することなくゲートに向かう長い行列になったものである。諦めムードである。それほどまでに弱い球団であった。赤ヘルと呼ばれる前である。

 現在の広島であれば、逆転の広島で最後の最後まで勝負は分からない。しかし、あの日の10回表ヤクルトの攻撃に対する広島の守備を見る限り情けなかった。真剣にプレーしている姿は感じとれず、途中でTVのスイッチを切りたくなる内容であった。悪夢としか言いようがない。これから続くペナントレースは先が長い。この様な試合は二度と見たくない。

広島ピッチャー 野村・アドゥワ・一岡・フランスア・中崎・中田 (負投手) 中崎              18:00 プレイボール 対ヤクルト2回戦 観客数 30,740人 試合時間 4時間29分