【おもしろ風景切り抜き観察/ここの車のオーナーはA級ライセンスの持ち主かも】
日常生活において、ふと目にしたモノが周囲の景観に溶け込まず違和感を覚えた風景を切り抜き、筆者の色眼鏡で空想・想像してみたブログである。
単なるシャッター付車庫の画像である。しかし、筆者の色眼鏡に写ったモノは、車庫の出入口に描かれているタイヤのラインである。
この車庫の前は、市道に面している。2m程くらいしかない。余程注意して車の出し入れをしないと、危険な場所である。しかし、危険とタイヤのラインは関係があるのだろうか。
車庫入れ
車庫入れは、バックで入れると思われる。その場合、タイヤのラインは役に立つだろうか。どう考えても、目印になるとは思えない。車庫の幅から考えると、タイヤラインよりも左右のシャッター柱を目印に車のサイドミラーで確認しながらバックするはずである。基本的に、運転席からリヤウィンドを通して、タイヤのラインは見えない角度のように思われる。ましてや、歩道より車庫の方が若干高くなっているので尚更、ラインは死角になるはずだ。
前進出発
スタート時から一般道路に出るまで、ラインに沿って進まないと左右の壁・シャッターの柱に車を擦ってしまう危険性がありそうだ。その目印に違いない。車庫入れ用ラインではなく、車庫から出る時、ボディーを擦らないためのラインだと思われる。更に、目の前の歩道から車道に出る時に、ハンドルをきるタイミングが重要となる。余り早くに切ってしまうと、車後部を車庫の柱で擦ってしまいそうである。いわゆる「脱輪」というやつだ。それにしても、このラインの美しさは、1本のラインで描かれているのではなく、タイヤの溝を連想させているのが面白い。芸が細かい。歩道手前まで直線ではなく、二股に分けているところなどは美学である。
推測
車が車庫から出て、ハンドルを左右に切るタイミングで、何回かのしくじりを犯したのかも知れない。このラインは、教訓からきたその目印であろうかと思われる。タイミングだけの問題であるならば両サイドにハンドルを切る目印を設ければ良さそうなものである。タイヤのラインに沿って車を運転するなどとは、このオーナー意外と運転技術に長けているのかも知れない。このガレージシャッターが開き、「トヨタ2000GT」でもタイヤのラインに沿って、車庫から顔を出し出てきたら驚きである。
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