【おもしろマスク美術の時間】

  一時、マスクの購入が出来なくなり不安な生活を送った時期があった。そんな時、政府が国民に対する温かい方針として、布製マスク一家族に2枚の配布が決まった。いざ蓋を開けてみれば、全く税金の無駄遣い的なものであった。

 極端な話、この「マスク配布」は全く役に立たない施策であった。TVで放映されるニュース・国会中継をみても、安倍晋三一人だけが国民に配布した布製マスクを使用し、他の議員達は誰一人として配布マスクを使用していない。おかしな風景である。ある企業で、社長が社内の全員にお気に入りのマスクを配布したにも関わらず、社員の誰も使用せず無視しているようなものである。

 4月にマスクに関するブログ【感染予防・花粉症対策・変装用・日常生活でのマスクの用途は多用】を発信した。マスクの効用について記した内容であったが、今回は、新しい生活様式に対応するマスクのファッションをイラストにしてみた。 

正しいマスクのかけ方
 訳の分からない感染予防専門医が盛んにTV出演しマスクのかけ方を解説している。専門医から説明を聞かずとも・・・・。専門医は、うがい手洗いなどの衛生管理の解説よりも、もっと重要な仕事がありそうな気がするのだが。

鼻マスク
 昔から鼻マスクと言えば,通常のマスクを鼻を主語として(鼻を覆う)かけ方を称して呼んでいた。ところが、生まれて初めて鼻専用のマスクが存在する事を知った。長生きはするものである。S・M・Lのサイズが準備されており直接鼻の穴に入れて使用する「らしい」。見たことも、使用したこともないので「らしい」である。花粉症で悩んでいるいる人向けであろう。S・M・Lのサイズは、鼻の穴の大きさで、子供・大人用の大きさではない「らしい」。
 

あごマスク
 鼻マスクのような、(あご)専用マスクは存在しない。あごマスクと呼ばれているのは、単にルーズなマスクのかけ方をしている人のことを、そう呼んでいるだけである。本来ならば、マスクを外して用を足すところ外さずに、あごまで下げて楽(ズル)している姿である。その人の性格と共通しているかも知れない。ルーズソックスはオヤジの興味あるところであるが、ルーズマスクは全く魅力はない。

手作りマスク 
 最近は、一時期に比べてマスクは入手し易くなったのに加え、自分でファッション的に手作りで作るヒトも多いようであるが。、色・形・生地などに手作りにも限度がある。作る個人センスをとやかく言うつもりはないが、小池百合子東京都知事の記者会見を見るたび、毎回毎回異なる新作?マスクだけは、どうも好感が持てない。マスクの素材がいやらしい。最近は、レースみたいな生地のマスクである。それでなくても当初見た印象が、下着マスクのようであった。そのうち東京アラートの「赤色」のように、カラーハイレグにでもならない様にお祈りするのみである。せめて、色だけは「白色」でお願い致します。