【オレンジ色の炎「コロナ石油ストーブSL-5117」に決めて良かった】
世の中には、石油ストーブでオレンジ色の炎が好きな人間とブルー色の炎が好きな人間の二種類がいる。カメラの世界で言うところの、コンタックスの好きな人間とライカの好きな人間の二種類である。筆者は、オレンジ色の炎とコンタックスを好む人種である。
今では誰も文句の言う人がいない実家での出来事である。それまで使用していた石油ファンヒーターの一台が故障した。何も考える事なく、同じような石油ファンヒーターを購入すれば済むことであったが石油ストーブを購入することにした。
どうせ買い替えるなら、燃料費の出費が多少増えても優雅で暖かな冬の生活をしようと思い立ったのが原因である。いっそのこと薪ストーブでもと考え検討したが、現在のライフスタイルでは無理があり諦めた。どうしても石油ファンヒーター以外のものにしたくて、他の物を考え昔から気になっていた青い炎の「アラジン石油ストーブ」を調べてみた。デザインは筆者好みであるが、結局13畳の広さを暖めるには無理があった。メインで生活する和室2部屋13畳分を一気に暖房しようと思い、それには反射式より対流式を選択した。だるまストーブというやつである。最終的にコロナに決めた。
灯油の減り方は確かに早く、給油の手間は掛かる。が、部屋全体を包む柔らかな暖かさの心地良さと暖かくなる時間を思うと、それくらいは我慢しなければならない。ストーブをつけるのが楽しみになってくる。「コロナ SL-5117」に決めてよかった。
今まで、筆者所有のバッグ・デジタルカメラ・情報誌等々の商品を自己絶賛する雑文を発信してきた。最近話題の「やらせカスタマーレビュー」と呼ばれそうであるが、今回敢えて2年前に購入した石油ストーブ「コロナ SL-5117」を、今になって絶賛することにしたのには、それなりの理由がある。
未だ寒さが厳しくなる前に、冬支度で各部屋用に石油ストーブ・電気ストーブを配置準備した。13畳使用「コロナ石油ストーブ」をテストで8畳程度のキッチンで使用してみることにした。そんな中とんでもない体験をしてしまった。
それこそ、たちまち部屋は暖かくなってしまうが、目が「しょぼしょぼ」状態になってしまうのである。最初は原因が分からなかった。
遠い昔に聞いた石油ストーブが引き起こす現象を思い出した。不完全燃焼・部屋の乾燥・昨年の古い石油などが原因で起こる「しょぼしょぼ」であった。やはり8畳での使用は、馬力があり過ぎたのである。
この体験から、ますます「コロナ石油ストーブSL-5117」は、13畳用に使用すべきであることを認識し同時に、今年も快適な暖かさに信頼を託したというわけである。
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