【礼儀作法もしらない上から目線の根性なし「運転見合わせ」のJR!】

2020-12-17

 昔「国鉄」と呼ばれていたころ、生活の足として絶対的な信頼感があった。電車ではなく「汽車」と呼ばれていた時代である。

 現在(いま)、当時の寝台特急列車(長距離夜行列車)の廃止が報道されているのを目にする。ラストランである。老弱男女の鉄道マニア達が深夜にもかかわらず、ホームに大勢集まりカメラを構えている。旧国鉄時代を知らない若者たちが、何十年もお世話になったかのように「ありがとう!・・・・・」と書かれた横断幕を掲げている。

 当時、国鉄に対する絶対的な信頼感と言うのは『時刻の正確さ』であった。記憶が定かではないが、「運休」で迷惑を受けた思い出がない。「運休」は春闘時のストライキくらいではなかったのでは。

 入学試験・期末テストの時は、自家用車で移動するよりも国鉄を利用した方が安心できた。それほどまでに、雪・雨・風の影響を全く受け付けない、頼りがいのある移動手段であった。

 現在(いま)はと言うと。全く頼りにならない。何かというと「安全・安心・心配り」の言葉だけで行動が伴っていない。少しでも風が吹くと「運転見合わせ」。少しでも雨が降ると「運転見合わせ」。台風接近の予報が出ると「計画的事前運転中止」。大学入試センター試験の時期になると、「各地の交通機関にはご注意ください。試験会場へは余裕をもって早めに自宅を出るように」とアナウンスされるくらい、あてにされていないJRである。

 JRになってから、「運転見合わせ」は特に酷い。安全性の基準からそうしているのであろうが、根性がない。職員の勤務態度も横着になっている。利用お客皆に挨拶をしろ!とは言わないが、自分の業務担当列車ホームにおいて運転手と車掌は、すれ違った人くらいには「おはようございます!」の挨拶くらいは礼儀ではないだろうか。
新幹線ホームでの、車両清掃チーム業者の礼儀作法を見習って欲しい。