【そろそろ「金鳥の渦巻」蚊取り線香の時季になりました】
ごきぶり・蚊は人間の社会でチカラ強く生存しているが、蝿(ハエ)を見かけることがめっきり無くなった。ごきぶりに対しては「ごきぶりホイホイ」蚊に対しては「蚊取り線香」が相変わらず一般的に愛用されている。他方、ハエに対しては、最強のイージスシステム、敵を迎え撃つ「ハエ取り紙」は目にすることは無くなった。そう言えば「ハエたたき」でさえ、準備しておく意識すら無くなった。
蚊取り線香は、「金鳥の渦巻蚊取り線香」に決めている。特に、線香の香りが好きだからとか、筆者の頭と同じ左巻きだからと言う理由ではない。線香にも裏表があり、置き方によっては右巻きにもなる。屋外で一時的に使用する時はスプレータイプの「キンチョール」を使用している。
缶ケース入りの商品は、滅多に買うことが無い。缶入りを購入する時は、線香をセットする蓋部が欲しい時だ。今年はその蓋部の『ヤニ汚れ』が気になったので新しくしようと思い一缶購入した。箱入り商品には「線香立て」が付いているが、何かの拍子に火災にでもなると恐いので「線香立て」は使用したことがない。
蚊取り線香は、蚊を追い払うことが目的であるが、線香の香りが夏を想わせ好きである。さすがにヤニの付いてない蓋の使い始めは、気持ちが良い。翌朝、白い石綿に線香の使い切って焼けた跡はデザイン的で眺めているひと時は「美術の時間」だ。美しい。
この蚊取り線香。使われ始めてから一世紀以上にもなると言うのだから驚きである。かなりこの業界商品開発も気合いが入っているのを知った。一世紀もの間、単に除虫菊を燃やして煙を出しているだけではない。動物専用も出来ていたり、使用時間も7時間や12時間の商品まで出来ている。煙に替わるあの画期的なベープマットもかなりの商品開発を行っている。人間と虫との関係は、まさにコンバットである。
金鳥の夏・日本の夏のコマーシャル「美空ひばり」の印象が脳裏に焼き付いているが、蚊取り線香に限らず「ゴキブリ」「虫よけスプレー」「防虫剤」など・など金鳥のコマーシャルは面白い。大阪特有の面白い発想が創り出しているだけではない。蚊取り線香は世界に進出している。会社は『金鳥』『KINCHO』の商標名で知られているが、正式な社名は大日本除虫菊株式会社である。企業スローガンは「今も昔も品質一番」益々、金鳥の蚊取り線香が好きになった。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません