【神風は日本が産んだ特攻隊。風神は三菱電機が産んだ電機掃除機】
各家庭にテレビが普及し始めた昭和30年半ばのプロレスTV中継が忘れられない。
当然、モノクロ(テレビ)画面である。その画面が突如としてカラーに切り替わる時があるのを覚えているだろうか。真にモノクロ画面がカラーに切り替わるわけではない。当然、錯覚である。カラーに見えてしまうのは、流血の場面である。あの時は、確かに額から『赤い』血が流れているのを見た。モノクロの流血場面を見て、何人かの老人がショック死したとの新聞記事が報道された。
そのプロレス中継で、試合の合間に放映されたコマーシャル(三菱電気掃除機)も流血場面同様に印象に残っている。それは、スポンサーの三菱電機が、単に次の試合までの間リング上を掃除をする風景を映し出すだけのものである。特に、掃除機自体をPRするものではなかった。その掃除機が「風神」である。子供心に「風神」の名前が今でも脳裏から離れないでいる。ネットで調べてみたら、「風神」の名称で今でも商品として存在していた。
横書き「風神」は、日本的に読むと「神風」となる。
日本人の精神を表現するのに、武士道とか大和魂などと言うキーワードがよく引き合いにだされる。そうなると、今度は武士道・大和魂を説明しなければならず非常に難儀なことになる。
簡単に言い表せないのが、日本人の精神のようである。
以前,ブログにアップしたイラストをご紹介。タイトルは『THE JAPANESE SPIRIT』
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