【新型コロナ禍不要不急の外出自粛!街頭でインタビューをうけたら】

2020年4月に「緊急事態宣言」が発出された時は驚きだった。公立の小・中・高は休校、企業はテレワークの在宅勤務・時差出勤などになりテレビ会議システムなどが取り入れられるようになり日常生活は一変することになった。その後、解除されても元の生活のようには戻らず、小学生や中学生が通学し出したにもかかわらず、お兄ちゃん・お姉ちゃん達大学生はオンライン授業が引き続き行われる状態で大学に行くことはなくなった。大学通信教育と変わらない学生となってしまったのです。

2021年新年早々、2回目の「緊急事態宣言」が発出された。今回は昨年の「緊急事態宣言」とは異なり緊急事態処置は限られた地域の実施である。内閣官房より詳しく『国民のみなさんにお伝えしたいことのポイント』(2021・2現在)としてまとめられているので、自分の生活とかけ離れた関係ない他人事としてではなく是非アクセスし一読して下さい。

それにしても、コロナ禍の緊張感がない。筆者だけなのだろうか。今回、2回目の「非常事態宣言」が発出されるも、ニュースを見ていると、一向に人の動きが減少していない。笛吹けど踊らずである。発出内容が国民皆に理解されていないからかも知れない。2月末のいま、一日の感染者数が少なくなり「非常事態宣言」の解除を3月待たずして行おうと言う動きがある。ホンマに大丈夫なんかいな!と思ってしまう。

不要不急の外出自粛
感染拡大予防の一番効果が期待される対策は、外出禁止令である。人から人への感染予防対策で、ロックダウンと呼ばれるものである。
と言っても、実施には難しい問題がある。

そこは優しく政府の対応として『不要不急の外出自粛』を、国民に協力依頼しかないのだろう。年末年始・盆・などの時期、更には急に感染者数が増えたりすると街頭インタビューのニュースが流れる。

皆、外出しているヒトはそれぞれ理由がある。
「どうしても、相手先との商談で会わなけれならないもので」とサラリーマン
「娘の初出産で、側についていてあげたい」と母親
「実家の母親の症状が思わしくなく、今のうちに会っておきたくて」と地方で働く若者

どれもこれも「理由」があっての外出移動である。不要不急の判断は確かに難しいが、線引きをしようと思へば、遊び・レジャー性があるかないか。それと、誰が話を聞いても納得できる内容であるが大事である。基準は『涙』と『聖域』がキーワードでいかがでしょうか。

「本日は、亡き母親の7回忌の法事で、つい先ほど終わったばかりです」と、昼から少々アルコールで赤ら顔をして街頭インタビューを受けても、仏の領域までは誰も入り込むことは出来ないはず。全ては供養が収めてくれる。街頭インタビューでの収束である。