【「私は絶対にあきらめません」から伝わってくるもの】

山梨県道志村キャンプ場で、当時小学1年生だった美咲ちゃんが行方不明になる出来事が3年前に起きた。事件か事故かも分からないまま捜索は打ち切られてしまった。

ゴールデンウィーク前(4月23日)そのキャンプ場近くで子供の頭部の骨と思われるものが発見され、行方不明になっている美咲ちゃんが浮かび上がった。ただ、発見された場所がキャンプ場から600m程離れており子供が行ける所ではない、更には熟練した猟師でさえ歩くのが困難な場所とのこと。その後、捜索が進められると、運動靴、靴下、シャツが発見された。

美咲ちゃん行方不明については、事件とも事故とも考えられず、あまりにも不可解な出来事で気になったので昨年に筆者の空想・想像でブログを書き留めた。簡単に内容を記すと

多くの家族で賑わっているキャンプ場での出来事であり神隠しとしか考えられない。マタギの地に見られるタヌキ・キツネによって「山怪現象」「異次元空間」に入り込んでしまったのであろうというものである。全く不思議な出来事であった。

美咲ちゃんが帰ってきた
子供の人骨が発見された近くから、運動靴・靴下、シャツなども見つかった。それらは、美咲ちゃんが当時身に着けていたものと類似しているというモノである。人骨からDNA鑑定を行うも発見現場の土壌成分の変化で通常のDNA検査では鑑定出来ず、他のDNA鑑定方法で再度調べることになった。その結果が出るまでは、美咲ちゃんとの判断は出来ない状況である。人骨が発見された当初、何処からか獣が運んできたのではと噂されたが可能性としては低そうだ。異次元の世界から美咲ちゃんが帰って来たと筆者は思った。

美咲ちゃん母親のインタビュー
美咲ちゃんの母親が道志村キャンプ場でインタビューに応えている映像を見た。母親としては生きていることを信じるのは当然のことであるが、今後のDNA鑑定や更なる関連したモノが発見されたとしても、美咲ちゃんが現れるまでは「死を絶対認めない」「私は絶対あきらめません」口調に、逆に美咲ちゃんが可哀想に思えてきた。

「絶対にあきらめません」の意味には次の二つが考えられる
①美咲ちゃんの身に着けていたものと似ているが、「認めません」絶対、何処かで生きています
②これ以上、美咲ちゃんと思われるモノは見つかって欲しくない

通常、遭難とか災害による行方不明で何年間も遺体の発見ができない家族は、生きて帰って来て欲しい望みよりも、兎に角、本人と確認できるモノが発見されることを祈っている。11年前の東日本大震災がそれを言い表している。

美咲ちゃん行方不明になってから何の手掛かりもなく家族は3年間どんなに辛かったことであろう。生きていることを信じて「絶対あきらめません」の気持ちは当然であるが、今後新たに美咲ちゃんに関したモノが出て最悪の事態となった場合には「死」を受け入れて供養するのが正しい対応のような気がする。

ブログ「これでいいのだ」