【強い怨恨・怨念をもって行わないと殺人死体処理は成功しない】

丁度、一年前(2019年9月)に「完全犯罪を成し遂げるための殺人死体処理方法」を書いた。完全犯罪を成し遂げるには、死体を完全にこの世から消してしまう方法である。結局、死体が無ければ殺人としての事件性は存在せず、遠山金四郎でも裁きはできないのである。

死体を消す方法として、死体をゴミ収集車で処理する方法を書いたのだが、死体をゴミ置き場まで運び出す前段階のことまでは触れなかった。殺人を犯した後、バラバラに解体しない事には、ゴミ置き場までは運ぶことはできない。料理に例えるなら、ゴミ収集車に死体を食べさせる前の調理である。今回は、その死体解体について発信しようと思う。

怨念と怨恨(怒りと憎しみ)
完全犯罪を成し遂げる重要なことは強い『怨念・怨恨』が無ければ成功はしない。その気持ちが無ければ、バラバラに解体しゴミ置き場まで運び出す作業はできない。『怨念・怨恨』が無く(思い付きで)殺してしまうと、予定外で隠したり、山中に埋めたり更には中途半端に死体解体をしてしまうことになり失敗する可能性がでてくる。殺人も日常の仕事も計画的行動が大事である。成功は「段取り8割」ある。怨念(おんねん)とは、他者が苦しむのを見る必要性を感じること。怨恨(えんこん)とは、報復を正当化するほど強い怒りを感じることで、この強い恨みの執念が死体をバラバラに解体するエネルギーとなるのである。

死体解体作業
料理は食材の新鮮なうちに行うことが良いに決まっている。殺人死体も同じだ。計画性がなく思い付きで殺してしまうと、処理に困りとんでもないことをしてしまう。隠してしまうことで足が付く。異臭である。ドライアイスを使用しても7日目くらいから異臭を発するらしい。異臭を発するその前に、バラバラにしてしまおう。解体の道具としては、出刃包丁と金ノコがあれば可能で、ポイントは関節の処理にあると言う。その知識を持ち合わせている人々というのは、藤枝梅安・座頭市・インディアン・マタギ・猟師・牛豚類の解体熟練者達である。

藤枝梅安・座頭市の名を上げたのは、鍼灸師、マッサージ師として急所・壺を知り尽くした関節の処理にかけては特技の持ち主であるからで、肉を切るのは不得意でも関節を外すことは、いとも簡単にやってのける。バラバラに解体するには、肉を切って関節を外すことが作業をいかにスムーズに進めるかのポイントらしい。牛豚類の解体熟練者が言うには「コツさえつかめば解体は意外と簡単」とのこと。死体解体後、更に、大・小のゴミ袋に合わせ金ノコを使って切り刻めば、ゴミ置き場までの持ち運びが楽になる。

もし、あなたが殺したいほど憎んでいる人がいるとすれば、意思通り殺人を実行すれば良い。更に、殺人罪を背負いたく無ければ、バラバラに解体して家庭ゴミ収集日に回収時間に合わせてゴミ袋を出すことである。日頃、慣れていない人体解体作業であるが、強い怨恨・怨念が全ては事をスムーズに運んでくれること間違いなし。完全犯罪の遂行である。