【絶対お勧めなこの職業!但し、専門知識以外に体力と精神を鍛える必要がある】
NHKドキュメンタリー番組で『グレートレース』がある。タイトルのお勧め職業が、このレースに出るランナーではない。お勧めの職業は、番組制作スタッフのカメラマンである。毎回観てレース内容に感動すると同時に、番組制作スッタフの働き様に驚き感心してしまう。ランナーと一緒に走るハードなカメラマンである。
昔から、山岳カメラマンとか水中カメラマンの特殊な職業として知っていたが、『グレートレース』のカメラマンのハードさには、それ以上に驚かされてしまった。
『グレートレース』を知らないヒトのために簡単に説明すると、世界が舞台のレース番組である。レーステーマはいずれも人間の体力の限界にどこまで挑戦できるか。自然と自分の戦いを描いている。参加する人々は世界各地から集まり、毎回日本人も何名か参加している。
番組では詳しい説明をしていないが、プロランナーが参加しているところを見ると恐らく、優勝賞金が高額なのだろう。レース内容は舞台によって異なる。主なタイトルを列記してみると
激突!男たちのモンブラン UTMB2019
最強王者を倒せ!死闘!絶海の孤島レユニオン425km
嵐の富士山麓165km UTMF2019
泥まみれのジャングルを疾走せよブラジル600km自転車レース
走る民族の大地を駆けろ!メキシコ大渓谷250km
タイトルを見ただけで驚きだ。200km、300kmを走り続けるレースである。その行程は平地ではないし天候にも左右される。そこに繰り広げられる人間模様がこの番組のみどころでもある。
最近、筆者はレース内容とは別に、撮影画面が気になってしょうがない。選手をとらえている画面がそれである。撮影カメラマンが凄く気になるのである。短い距離ではあるが、カメラマンが選手の後ろ姿を捕らえ一緒にカメラを構え悪路を走っているのである。以前から気にはなっていたが、最近特に気にしながら画面を見るようになった。
岩場であろうが、山道であろうがプロの選手と一緒に後を追いかけるカメラワークなのである。ある時は、肩を並べインタビューまでしているのだから信じられない体力の持ち主だ。追いかけるカメラマンと先回りして待ち構えるカメラマンの二人一組のパターンのようである。
カメラの性能が昔と比べ一段と進歩したことで、この様な撮影が可能になったのだろう。カメラの撮影条件設定にそれ程気を使わなくても綺麗に撮影できるようなったことで、より自由な撮影(行動)ができるようになったのだろう。
就職先(就活)の一検討
一般的なカメラマンを目指して勉強している人は多い。TV関係・映画関係など、それこそ芸術写真家など個人の感性を発揮させる分野ではある。ただ、その能力を発揮させることができる人間はごくわずかである。
TV局のカメラマンも現実は、意外と憧れていたものとはかけ離れているらしい。であれば、この手(グレートレース的)番組の制作会社で、選手と一緒に走り廻るカメラマンを職業としてはいかがでしょうか。
最近の登山番組でも、ハードなカメラマンを見る。メインの登山者を捉えるカメラワークなどは驚きだ。例のごとく、先回りしてカメラを構えている。
専門学校で、写真(画像)について徹底的に学ぶ。語学は最低限、英会話を身につける。そして、強靭な体力を養うこと。これだけ習得すれば、自分しか持ち合わせていない特技となる。中々できる仕事ではないが、求められている仕事でもある。
合わせて、ドローン操作技術も身に付けると良いかも知れない。ドローンによる風景写真(画像)も今後の面白いジャンルである。
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