【バナナを黒く変色させず長持ち保存させる方法でノーベル賞受賞か!】
10月は、ノーベル賞受賞者発表で騒がしい。と言っても、このノーベル賞の価値は、昔ほど感じなくなった。研究内容は素晴らしいものなのだろうけれど、驚きと尊敬がなくなった。それだけノーベル賞自体の権威が低くなってきているのかも知れない。平和賞とか文学賞などは存在しなくても良いくらいである。選考委員の主観が入っていそうである。とは、個人的意見である。
さて、テーマの「バナナを黒く変色させず長持ち保存させる方法」であるが、ネットで検索してみると、解決方法を投稿しているサイトが非常に多く存在していることと、それと同じくらい、実践してみたが黒く変色してしまい全く役に立たない・解決されないヒト達も多いことに驚いた。何を意味しているのだろうか。
一向に役に立たない似たり寄ったりの保存方法をみてみると、『バナナを1本1本房から切り離してラップで包み保存するのが良い』『常温で新聞紙又はビニール袋にくるみ冷蔵庫保存』『最適保存温度は15~20℃』などなどのアドバイスである。それに加えて、夏場はどうのこうの、冷蔵保存はどうのこうの。と、言った内容である。
通常、購入する時は一房(4~5本)にしている。朝食で一日一本食べるとして4~5日間の勝負である。まんざらガセネタのアドバイスとも思えないのであるが、多くの人達は変色に悩まされている状況である。筆者もその一人である。
黒く変色するのは、植物ホルモンの一種である「エチレンガス」が影響しているらしい。すなわち、房に付いたバナナから発生する「エチレンガス」の影響を受け早く追熟するというのである。そのために、房から切り離して保存してくのが望ましいとのアドバイスである。にもかかわらず、理論通りにはいかないのが一般的だ。
何の根拠もないのだが、あくまでも思いつきで、テストをおこなっている。未だ途中経過であるが公開しようと思う。
【その・1】
「エチレンガス」を尊重して、一本一本切り離し保存しておく方法は、感覚的も正解のような気がする。但し、房からの切り離し方に、何かポイントがありそうな気がしてヒラメキで房から引き分ける(ちぎる)のではなく、カッターで房から切り落としてみることにした。カッターの方がハサミより切り離しやすい。
房から一本づつ切り分ける行為は同じでも『引きちぎる』と『切り離す』では大違いである。可能な限り房の塊から遠い位置で『切り離す』のである。『引きちぎる』と房の「エチレンガス」とのつながりを断ち切る事が出来ずに、時間がたつに従い黒く変色の結末を迎えることになってしまうのではないだろうか。
購入後に全てをカッターで切り離し、ラップで一本一本包むことなどせず、ジッパーバックにそのまま入れて常温で保存してみたテストでは、変色せず4日間食べ切るまで大丈夫であった。
【その・2】
一本一本を切り離さず、食べる時に房からカッターで切り離すことにしてみた。残りのバナナは房に付いたままで「エチレンガス」によって熟成し黒く変色するかと思いきや、それが、全く変色することなく一房4本を食べきることができた。食べ残りは、ジッパーバックに入れての常温保存であったが、ふさの塊だけは黒く変色するが、バナナ自体は全く変色しない。
今回の公開は「カッターでの切り離し」が、何となく変色と関係がありそうな気がして行った途中経過の報告である。バナナ大好きノーベル賞選考委員が主観的に選んでくれたら嬉しい限りです。
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