【STAGE 5・君の瞳は100万ボルト!異星人の瞳を制作してみた】

昔に苦労して手に入れた趣味の「■■■」や彼女からプレゼントされた「●●●」などの宝物を後生大事にしまっている。が、自分で作り上げたモノも大事な宝物である。美術の時間 STAGE 5は宝物にすべき「異星人の瞳」を作ることにする。人間でも動物でも駄目である。異星人の「瞳」でなければならない。

『ムー』の世界
異星人を目撃したこともないので、全くの想像・創造物の制作となる。正に『ムー』の世界に入り込んでしまう。『ムー』を知らない人の為に簡単に説明すると、月刊誌のオカルト情報誌で、キャッチコピーは「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」。古代史・心霊・UFOなどに仮説で謎の真相に迫る雑誌である。この雑誌の魅力は何と言っても、怪奇現象や陰謀論などのオカルトに肯定的な記述をしているところにある。1979年学研から創刊され、40年以上も続いているのには驚きだ。ネタが無くなりそうなものであるが、今後10年くらいは心配はいらないとの記事をある雑誌で読んだ。

異星人の瞳を創造する
異星人の瞳を造ろうと思い立ったのは、雑誌で動物のフィギュアで眼球を見た時の驚きである。作り方が事細かに説明されている。素人でも出来そうだ。ただ、雑誌と同じように動物を作っても芸がない。ましてや、動物のフィギュアを作る器用さもない。目的は「100万ボルトの瞳」なので、瞳の持ち主を異星人にすることにした。

異星人(宇宙人)を創造するに、どうしてもスピルバーグの映画『E・T』とかUFO騒動の出発点ロズウェル事件で見る姿をイメージしてしまう。エイリアンにしろ宇宙人にしろ未知の生物なのだから、今回は「埴輪」にし、手足は無し。頭部と胴体のみの制作に「100万ボルトの瞳」を取り付けることにした。

「眼」は1個しか持ち合わせていない。2個所有する必要は無い。目の前の物体を識別出来れば良いので1個で充分である。嗅覚・聴覚は身体全体が役目を果たしているので必要ないので「鼻」「耳」は削除した。容姿は「埴輪」同様、動物的な機敏な動きが出来そうもないようだが、『どこでもドア』同様、空間移動を行うことが出来るので、ドラえもん体型で充分である。

100万ボルトの瞳と頭部
中々、納得でき光沢のある「眼球」が出来ず、苦労した。頭部と眼球を別々に制作するため、綺麗にはめ込む作業も一苦労である。

異星人の着色が決まらない。異星人はどんな色をしているのだろうか。恐らく、太陽光を浴びることなく生きているため、白い肌のような気がする。が、試しに、金色のアクリルを塗ってみた。これだと、アメリカンフットボールのフルフェース型ヘルメットになってしまった。何回かのテストで最終的に決まったのは、グレーとなった。結局、冒頭で記した雑誌「ムー」でよく目にする、宇宙人に似たグレー系の着陸地点であった。苦労した割には、お笑いである。

90%完成
頭部に「瞳」をはめ込んでみた。

「100万ボルトの光沢瞳」には、ほぼ満足してしているが、もう少し加工したいヶ所がある。とりあえず胴体と接続し、この段階で投稿公開することにします。

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