【ヘルツバックG-18を1年間使用した個人的感想】

2020-11-23

 購入してもう少しで1年になるフィッシャーバックのG-18。購入に関した何じゃら・ほんじゃらの話は筆者ブログで著しているので一読願えれば幸いである。自分の身体にフィットするように、調整しどうにか愛着が湧いてきた最近。個人的な感想を報告することにしようと思う。

革の色合 
 購入しようと思ったきっかけの一つである革の色合についてであるが、確かに半年過ぎた辺りから変わって来るのが分かる。キツネ色からタヌキ色へ変化してくる。一週間に一度使用するかしないかで変わってくるのだから、それこそ毎日使用したら2ヶ月か3ヶ月で変わってくるかもしれない。本来ならば革専用オイルで手入れでもすれば良いのだろうが、一切していない。年季が入るというか風格が出る始まりを感じる。

自分の肩に合わせる
 自分の肩にどうにか馴染んできたのは、つい最近である。と、言うより馴染むように、肩パッドを外してしまった。

筆者は、いかり肩ではないので肩ベルトが滑って落ち着かないのである。たすき掛けは、あまりしたくはなかった。重い荷物を持ち運ぶわけでもないし、いっその事外してみることにした。
 それが、意外と落ち着くのである。特別細い肩ベルトだからと言って肩が凝るとか、痛くなることはない。

肩ベルトの長さ調整
 長さ調整の意味するものは、老人らしさである。腰の高さに落ち着かせたかった。
音楽の世界で、ギターを例にとって話すると、パンクロックやハードロックはギターを構える位置がかなり低く膝元辺りである。クラプトンとかブルースの巨匠などは、少し上がって丁度腰の辺りに構えるようになる。それがジャズになると、さらに上がって胸の辺りにまで上がってしまうのである。

 老人らしい位置に調整したのは良いが、長さに余りが出てどうも見栄えが悪くなってしまう。スラックス用のベルトが長いのと一緒である。長いまま使用していたらみっともないし思い切って、自分で切断してみることにした。まずはテスト的に、先端を少しだけ。
 思いの外柔らかい革であった。カッターとハサミで切断・加工成功である。

 これで、ストレスは全て解消された。以上が、使用し始めて1年を迎えようとしている状況である。次回、報告する時はキツネからタヌキに変身した時に。