【18歳未満お断りエロビデオ】
ネットで中身がどの様なものか分からないが、キャッチコピーの「心臓の悪いヒトは見ないでください」が目に止まり、50年前のアダルトビデオを思い出した。ビデオテープがベータかVHSで競争していた時代である。
その心ワクワク気分高揚で見たアダルトのテープが世の中から消えて久しい。今は、ネットで気軽に観賞出来るデジタルによるアダルトの世界になった。
『18歳未満お断り』何とも欲情をそそる文言だ。大人の世界の前に立ちはだかる壁である。高校3年生の『18歳』と設定したところが何とも面白い。期末試験終了後は酒での乾杯に替わり、お疲れ様エロ映画鑑賞会で皆で映画館へ直行したものだ。
アダルトビデオが世の中に出回るようになったと言っても非合法ルートでのもので、ダビング、ダビングのたらい回しのテープでエロビデオと言うよりも猥褻ビデオだった。TSUTAYAのレンタルアダルトビデオなどは、大分後の事である。
物持ち良い筆者のファイルから、1枚の写真を見付けた。20年前のものである。ホテルに設置しているTVであるが、このTVの場合「18歳未満お断り」は全く問題は無い。誰からも邪魔されず、自分だけの世界である。
仕事の関係で、地方のビジネスホテルによく宿泊した時に何気なく撮影したものだ。チャンネル案内を見ると、毎日テレビ・関西テレビに混じりテレビ和歌山があることから、大阪勤務時代の和歌山出張の時だと思われる。
改めて料金案内を見ると一般放送は、1時間100円。アダルトビデオ放映は、30分300円と記されている。結構高かったものだ思える料金である。この、TVを見るのに裏技があったことは皆が承知のこと。コイン挿入口からインシュロック(結束バンド)を挿入しマイクロスイッチを、コイン投入時と同じ様に働かせることである。全く、小心者たちの姑息な方法であった。
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