【賄賂問題が伝わってこない東京2025デフリンピックを成功させよう】
つい先日まで「デフリンピック」の存在を知らなかった。「東京2025デフリンピック」は、2025年11月15日～26日で開催される。第一回は、1924年にフランスのパリで開催されており、オリンピック同様４年毎に開催されていることを知り更なる驚きであった。
パラリンピックは、オリンピックの直後に同じ場所で行われるので、ほとんどの人はパラリンピックを知っているが「デフリンピック」については、それほど（全くと言えるくらい）認識されていないのではないだろうか。「デフリンピック」とは「国際的な、きこえない、きこえにくいヒトのためのオリンピック」で21の競技で争われるとのことである。
ＴＶニュースで取り上げていたのは陸上競技のスタート方法であった。聴覚障害者は、どのようにしてスタートのタイミングを知ることができるのかを解説していた。通常であれば、「On your marks」（位置について）→「Set」（用意）その後、ピストル音またはブザー音のスタートであるが、聴覚障害者に対しては通用しない。スタートの合図は目の前の『ランプ』が順次切り替わり点灯しスタートすることを知った。
それを見ていて、笑えた事があった。スターターは日頃の仕事・習慣ではないのだろうけれど「On your marks」→「Set」までは『声』を張り上げていたことである。
以前に、スタートの合図について公開したブログを思い出した。先日、種子島宇宙センターでのＪＡＸＡロケット「イプシロンＳ」の燃焼テストで再度の失敗をしてしまった。怪我人等はいなかったとのことであるが、当分の間、発射スタートの合図は「３」「２」「１」→「スタート」ではなく、「３」「２」「１」→「逃げろ」の掛け声が良さそうである。
