【マイナンバーカード普及で日本消滅】

それ程、役立つモノだとは思えないのが『マイナンバーカード』である。国民一億人に早急に所持させようと躍起になっている政府である。来年(2024年)秋には現行の保険証から『マイナンバーカード』に切り替えるという脅し文句まで持ち出してきた。一応、現在の保険証も継続使用できるらしいが怪しいものである。

結局、『マイナンバーカード』は保険証として使用する以外、それほど重要なものではない気がする。住民票とか印鑑証明がコンビニからでも入手出来ると言っても、保険証ほどの使用頻度はない。

『マイナンバーカード』一枚で、個人を完全管理する発想に無理がありそうな気がする。1枚にひもづけされている個人情報は29項目あるらしい。それらに加えて顔認証機能まであり管理されているにも関わらず、用途によっては暗証番号まで必要となる使用勝手には、チンプンカンプンである。

医院窓口でのカード読み取り不具合。コンビニでの他人の住民票アウトプットミスが既に発生している。先が思いやられるトラブルである。それ以上に心配なのが、一枚のカードで何でもかんでも管理したいことが多過ぎて基本的なシステム構築が成されているのかと思ってしまう。個人情報のバックアップ機能も併せて心配してしまう。

もとはと言えば、この『マイナンバーカード』は、50年ほど前に提案された国民総背番号制の流れのものである。どうにか、ネットワークの環境が整った今、動き出したわけであるが、日本はコンピューターを操る優れた人材は少なく世界的にも立ち遅れているのが現状である。北朝鮮のハッカー集団のレベルにまではほど遠いとされている。そんな北朝鮮のハッカー集団に情報を奪われたらどうなるのか。50年前の「拉致被害者」が未だに解決していないのに、更にその上、国民1億人の情報まで「人質」にされたら日本消滅である。

考え過ぎだろうか。

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