【コロナワクチン接種2回目は予定通り行われるのか】

2回目コロナワクチン接種は予約通り実施されるのか否か心配である。

一回目の接種は無事に終了した。二回目は3週間後に接種することが決まっている。それが、最近になって急に雲行きが怪しくなってきた。

政府の言い分は、この場になって、全国のワクチン供給が希望接種者数に間に合わない状況になっており、新規予約を一旦中止(停止)すると言うのである。

神戸市においての停止は、一回目の予約者のキャンセルと新規申し込みの停止である。2回目接種優先によるものらしいが、神戸市に限らず、2回目接種待ちの人達のキャンセルなどとならなければよいのであるが。心配している。

政府の対応には、全く信用がおけない。今に始まったことではない。新型コロナウィルス感染対策においては計画性が無く、その場限りのものばかりである。当初『ワクチン』は凄く貴重で高価なモノだと思っていた。今では、ミネラルウオーターみたいな気がしている。ワクチン1瓶から注射器1本で5人分取れるか6人分取れるかが話題になり、選挙当選1票の重さじゃないが、注射器1本、1人分の重さを感じていたくらいである。

それがどうだろう。今ではそんな話題はどこにも見られない。ワクチン保管冷凍庫のコンセントが抜けていた故障で何百人分が使用出来なくなり廃棄になった。とか、間違って同じヒトに2度も接種してしまった。とか、更には恐ろしいことに、接種量のミスまで発生している。取り扱いに緊張感が全く感じられない。コロナワクチンは大量に国が保管保存しており、少々の無駄使いは心配ない意識を持ってしまう。

接種される側は、情報に惑わされている。副作用情報である。5月に始まった接種であるが、副作用で倦怠感や高熱発症が言われている。先日、高熱発症の対応として「解熱剤」服用が厚労省から報じられた。但し、アセトアミノフェンの含まれている市販品である。

案の定、ドラックストアの棚からアセトアミノフェンの含まれて解熱剤が消えた。体温計の品切れと同じである。暫くして、厚労省からイブプロフェン・ロキソプロフェンの成分も有効であることが報じられた。きちんと、最初から教えてくれれば良いものを。アセトアミノフェン以外のものでも、無いよりは。と思い接種前に準備しておくことにした。

やはり、店頭には、アセトアミノフェン系の解熱剤は見当たらず、このイブプロフェンが含まれている「イブA錠」なる薬品を購入した。少量のモノがなく48錠入りである。1回2錠であるから2回の接種で、用法しても4錠だ。幸いにも1回目の接種では、熱の出る症状は起きなかった。無駄な買い物では有るが、保険と思うしかない。

胃のバリウム検査では検査終了後に下剤を手渡しているように、ワクチン接種と解熱剤をセットで準備しても良さそうなものである。

兎に角、2回目の接種を受けなければならない。2回の接種優先と言っているものの心配である。2回目接種10日後免疫獲得らしいが、2回目予約キャンセルとなれば、双六の振出しに戻るになり、再び1回目からのスタートである。

日本ではサイコロを幾ら振っても1回目が前に進まないワクチン双六ゲームであるが、イギリスでは再び感染拡大の兆候が見られるため、9月から3回目のワクチン接種が始まりそうである。