【話題のChat AIとはどんなものか試しに使用してみた】

Chat GPTが、世の中を賑わしている。このChat GPTの単語が中々覚えられなかった。どうしても、GPTの語が健康診断・人間ドックの血液検査の肝機能検査項目の一つ「ガンマ GTP」と重なってしまうからだ。当ブログの読者で、脂肪肝が長期にわたっている方、アルコールの多飲を長期にされている方は「肝臓の障害がどこまで悪化しているか」定期的な血液検査を是非とも。

さて、問い合わせに対し即座に答えてくれるチャット型AIは、Googleも手掛けているとは知らなかった。全く世の中の動きに乗り遅れている筆者である。Open AIが開発した『Chat GPT』は先行している分、進化も著しく最近は答える内容もGoogleより洗練連されており、文章も長めで返してくる傾向があるという。今回『Chat GPT』で試したかったのだが、アプリが有料か無料かも怪しい感じを受けたので、試しに使用したのは、現在、試験運用中のGoogleが開発した名称『Google Bard』という対話型AIである。

ログイン手続きはスムーズにできた。さて、小手調べに尋ねてみたのは差し障りのない天気予報だ。明日の天気を知るのが目的ではない。どれ程の対話が出来るかを確認するためである。天候は晴れ。最高気温。最低気温。そして風向きの一般的な答えが返ってきた。筆者は続けてお礼に「ありがとうございます。参考になりました」と送ってみた。するとAIは『はい、どういたしまして。また、何かありましたら、お気軽にお尋ねください』と。まるで女性の気象予報士と対話している錯覚に陥ってしまった。

調子に乗った筆者、思わず「AIに性別はあるのですか」と質問してみた。即、次のような内容が返ってきた。『AIに性別はありません。AIは生物ではなく生殖能力もありません。AIは社会的な性別役割や期待に基づいた行動をとることもありません。その為、AIに性別を当てはめることはできません』と。本来なら、だめ押しで『あんた、アホとちがうんか』と言われそうな質問であった。

次に、少しだけ込み入った事柄を投げかけてみた。「未確認飛行物体UFOは存在するのでしょうか」と。答えは『大規模言語モデルとして私はまだ学習中であり、そちらについてはお手伝いできません』と。検索においては圧倒的に強いGoogle。大量の情報も持ち合わせていると思われるが、素っ気ない答えであった。NASA関連国家機密としてフィルターが掛けられており、うかつに口を滑らせるわけにはいかないのかも知れない。それは考え過ぎか。フィルターと言えば、Chat GPTでは、人種差別・性差別的・攻撃的な入力への回答は拒否される仕様になっているとのことである。

『お答えできません』ではなく『お手伝いできません』と、下から目線の返しには あっぱれ を差し上げることにしよう。近い将来、内容によっては「ジョーク」が付け加えられた文章で返ってきたりするかも知れない。そんな時は調子に乗って、またアホな質問をしないように気を付けるとしよう。

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