【今回だけは不良球団ジャイアンツを応援せざるを得なかった】
10月に入り2023年プロ野球ペナントレースも、クライマックスシリーズを目指す時期に入った。全試合を消化した時点で、我が愛する「広島カープ」は自力で2位を勝ち取る事が出来ず、10月4日の「巨人 対 DeNA」でDeNAの『負け』に期待する他なかった。3位以内でのクライマックスシリーズ進出は既に決まっていたものの、目標はやはり2位である。
悪魔に魂を売った10月4日
日本シリーズ戦の権利を得る為に戦うクライマックスシリーズ。2位と3位で戦う順位には雲泥の差がある。三試合の戦場がホームかビジターの差が勝敗に大きく左右する。2位になることで、スタジアムを「真っ赤」に染め、相手チームのDeNAを飲み込んでしまうことが出来る。それが、横浜での試合となってしまったら、選手も応援するファンも移動で一苦労することになるのである。更には、広島で試合が行われれば興行収入はメチャ大きいものになる。
巨人応援は生まれて初めてのことである。好きでもないチームを応援するなどとは自分を裏切ったような行為で何とも不思議な感覚であった。結果,『1対0』で巨人が勝利し、広島の2位が確定した。この時ばかりは巨人様・様・仏様であった。
人間って勝手なモノで、ゲーム終了後に監督が「原辰徳」から「阿部慎之助」に代わるセレモニーを見て、やっぱり、巨人が好きになれない『我』に帰った。悪魔の仕返しが無ければ良いのだが。
不良球団「読売ジャイアンツ」
昔から持っている「巨人」のイメージはと言うと、お金持ちチーム・日本人だけのチーム・東京のお坊ちゃま球団である。正に、田舎の貧乏球団が人気と都会を「やっかむ」思いばかりである。
あらゆる手段を使ってお目当ての選手を獲得してきたのも「巨人」である。ドラフト会議において裏工作までして獲得したり、驚くような大金を積んで行う大型トレードも「巨人」である。しかし、金持ちが行うゴリ押し球団であっても、王・長嶋のスポーツマンがいたことで、巨人は好きじゃないが王と長嶋は応援するファンも多く、また、ユニフォームに袖を通したい憧れのチームになっていたのは確かである。
いつからだろうか、今の「巨人」はスポーツマンの集団とはほど遠い不良集団になってしまった。中田 翔・オコエ 瑠偉など素行不良は高校生からで、巨人に来てからのことではない。分かっていながら勝利の為に働いてくれるなら、素行不良ぐらい問題視しないのが「読売ジャイアンツ」である。選手が選手なら首脳陣(コーチ陣)も怪しげな人物が多い。打撃コーチの大久保は、昔にセクハラ騒動を起こした記憶があるが、記憶違いだったろうか。
来年のペナントレースは、今年同様ジャイアンツはBクラスの指定席に座って頂き、広島はジャイアンツに頼ることなく自力で勝利をモノにしたいものである。
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