【STAGE 1 ・エイリアンのフィギュア制作に挑戦してみた】

この世に存在しない、エイリアンとか恐竜の生物類を粘土で制作しようと思った。この出だしの文章を読む限りフィギュア制作の達人かと思われそうであるが、素人の初めての挑戦である。

等身大のフィギュアが制作出来たら最高だが、先ずは小手調べ。制作の基本から学ばなければならない。自分のイメージで作り上げて上げてゆく造形物である。教則本は、松岡ミチヒロ著「粘土でつくる空想生物」株式会社ホビージャパン発行。ポイントだけを抑え、後は自分のイメージで作り上げることにした。テスト制作である。

とてもじゃないが、一体は作れそうもないので、パーツのみにした。制作テーマは『エイリアンの手首』に決めた。見本としたのは筆者の工房にある飾り物の市販フィギュア「エイリアン」である。

自慢じゃないが、筆者はプラモデルでまともに完成させた作品は少ない。完成品はこの「ドラムセット」と他に何個があるだけである。この「ドラムセット」は感動ものであった。

「ゼロ」からの創造の材料は、周囲にあるモノ全て「何でもアリ」一番のポイントは『芯材料』にあることが分かった。それが、形の基本となる。手を見た場合、手のひら・手の甲をそれらしく作るための土台となる材料である。さらに「爪」は、事前に芯材料に針金を接続するなどし完成後は、自由に曲げる事が出来ることを考えた。材料選びも重要となる。

最後の色付けは、アクリル絵の具や光沢感を出すためにラッカー塗料をつかったりで、教材参考に何とか制作テーマ『エイリアンの手首』が出来上がった。全長10cmである。

見本となった市販品エイリアンの『手首』には当然、敵わないが初めてにしては、自己満足している。次の制作『恐竜の卵』に取り掛かることにする。

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