【中国の何でも隠す得意ワザ「オトボケ猫だましの術」】

『中国』と言う国が好きになれない。国民の一オクターブ高い声も好きではない。中国4千年の歴史において、孔子・孟子の素晴らしい人物が存在したにもかかわらず、現在の中国共産主義社会は怪しげな国家である。本当に「資金」があるのかないのか分からないが、「一帯一路」の名の下に何ら詐欺行為としか思えない事をおこなっている。しばらく見なかったが、注目される都合の悪いことから目をそらす中国得意ワザの「オトボケ術」が最近目立つようになった。

中国の情報規制は恐ろしいほど徹底されている。海外企業進出、海外旅行者において少しでも不穏な行動でもしようものなら『拘束』されてしまう。中国国内においては都合の悪いことが起こると、何事もなかったかのように説明なく綺麗さっぱり清掃(後始末)してしまう「猫だましの術」が使われる。一番感心するところは後始末の対応スピードの速さである。

犯罪で言うなら「完全犯罪」だ。殺人死体が発見されたにもかかわらず、ややっこしいモノには蓋をせよ!の行動で、現場検証など無しに数時間後には事故現場は何事もなかったかのようになってしまうのが中国社会である。

猫だましの大技
殺人死体如きで驚くなかれ。数年前に似たようなことが起きているが、跡形もなく処理されたのはヒトではなく、列車である。高架を走行中の列車何両かが脱線して数十メートル下に転覆する列車事故が発生した。事故原因に興味を持つのは当たり前だが、翌日の報道では原因に触れるどころか、事故現場の転覆列車が綺麗さっぱり跡形のなく消えてしまっている映像が流れた。事故原因を調査するため、移動されたのであれば納得するが、事故列車は地中に埋められたらしい。『列車事故など何も起きていませんよ』と言うことらしい。

猫だましの小技
最近の中国社会内情勢が不満で満ち溢れ、公共施設での無差別殺傷事件が頻繫に発生している。「腹いせ」によるものらしいが、被害者や家族はいい迷惑である。現場には多くの人々が哀悼を表し花を捧げているニュースを盛んに目にする。ところが献花で埋め尽くされたその現場が、翌朝には綺麗に取り除かれ綺麗に清掃されているのである。例の人騒がせの事件などは発生していないと言う、中国のお得意の技が、最近は毎週の如く連発でくりだされている。

パンダ催眠術の技
猫に代わる「パンダだまし」なる新たな技が出た。ニュースで流れたのが、「中国に金鉱床 価格は13兆円」である。都合の悪いことは何でも隠してしまうのとは逆に、夢のある、パンダのような心温まる希望を国民に抱かせようと言う技である。
「金」「13兆円」と聞いただけで国民は、心にゆとりを持ってしまうのではないだろうか。まるで、自分が宝くじでも当たったかのように。ところが、これも経済の悪化から考えられた景気の良い作り話として、世界からは受け止められているようである。ニューヨーク、ロンドンの金市場は、このニュースを今のところ受け入れていない様子である。

世界の金相場から見て、採掘と金抽出とのコストとが見合わないらしい。採掘量1tから取り出せる「金」は5gが世界的な通常量と言われている。それが、中古のスマホ1tから取り出せる「金」が280gもあるという。社会操り「金鉱床」ニュースである。

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