【アマゾン キンドルとヘミングウェイ】
サラリーマンにとって春は異動の季節である。TVのローカルニュースで気象庁の異動があり、新しく気象台の所長に・・・さんが着任したとの、筆者には全く関係のない報道を見た。思ったことは、気象庁で働いている人々の出世する人、しない人は何が基準で決まるのだろうか?と。予報的中率の高い人が出世するとは思えないが。
さて、人事異動とは関係ない読書の話である。
Kindle電子書籍を入手
何年前からだろう。読書生活はKindle電子書籍と印刷書籍を併用している。kindleを購入するまで、電子書籍を軽視していた。読みにくいようであれば止めようと言うくらいの興味本位で足を踏み入れた。使用してみると、これが意外とスムーズに日常の読書生活に入りこめた。
本体のサイズは、縦18cm 横13cm 重さ300g程である。最近では外出時に持参する「お友」の一つになっている。Kindleのアプリを携帯電話にインストールすることで、Kindleと携帯電話とで交互に読み進めることが可能になる。どちらかが手元にあれば、いつでも、どこでも読み進めることが出来るわけである。外出先でKindleの持ち合わせがなくても、携帯電話が有れば読み進めることができるのだ。
Amazonのレビューではないので、これ以上記すことはしないが、他にもとっておきの楽しみがある。
Amazonプライム会員
年会費4,900円で、殆どの商品は送料無料となっている。年間の買い物送料からすると、年会費としては高いとは思えない。確かに今では送料「無料」は珍しくはない。それこそ、ヨドバシカメラはプリンターカートリッジ1個でさえ「無料」である。それから見ると出費だが、Amazonプライム会員特典として、Kindleにおいて無料で読める本が存在する。通常だと、700円~800円する文庫本を『0円』で読むことができる。正に、会員特典である。電車で移動中、無性に本が読みたくなる時がある。読みたい本があるわけでもなく、電車を降りた後書店に駆け込むことでもない。そんな時、Kindleのリストを見て、0円の掘り出し物を見つけ出す。
ヘミングウェイの「老人と海」
0円でヘミングウェイの「老人と海」を見つけた。迷うことなくクリックして入手した。内容は、薄っすらと記憶にあるが、それこそ50年前に読書したものである。今まで何故か小説『白鯨』の一部と重なってしまっているところがあった「老人と海」である。読み進めていくうちに、50年前に読んだにも拘らず内容を思い出した。
Kindleでクリックしたくらいだから当然、「老人と海」は筆者の本棚には収まっていない。最近流行の断捨離で整理したわけではないが、本棚から消えている。断捨離ではないが今まで、定期的に本棚の整理をしてきた。不思議と「この本は、今後絶対読み返すことは無い」との思いで処分したものに限って、読み返したくなる時がしばしばある。今後、残り少ない人生で、購入する本もたかが知れている。処分することは止めようと改めて自分に言い聞かせた。
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